PANO INUERSE XL
モデル名：パノインバース XL
Ref:66-01-04-04-05
ケース径：42mm
ケース厚：11.2mm
ケース素材：18KWG
防水性：30m防水
ストラップ：アリゲーターレザーストラップ、ホールディングバックル
ムーブメント：手巻、Cal.66、31石、毎時2万8800振動、手仕上げのダブルスワンネック緩急針、ゴールドシャトン、チラネジ付きテンプ、約41時間パワーリザーブ
仕様：時、分表示、スモールセコンド
予価：315万円（税込）
発売予定：2008年夏

　細部に渡って、凝った仕上げが見られるグラスヒュッテ・オリジナル。ムーブメントにおいてもその稠密な仕上げには定評がある。2002年に発表されたダブルスワンネック緩急針を搭載した自社製キャリバー65も、その美しさと高精度を両立させたムーブメントとして、高い評価を獲得している。そして、今年、この美しいムーブメントを文字盤上からも見られるデザインを採用した。もちろん、新しい文字盤デザインに合わせて、バランスブリッジやテンプに付随する巻き上げ機構のみならず、輪列の見直しも図られた。その結果、多くの数のパーツ類を新たに開発し、全ての3/4プレートや歯車のカナやパワーリザーブ表示なども新設計となった。こうして、誕生したのが手巻キャリバー66である。その結果、ハンドエンドグルーブのダブルスワンネック・スプリングのブリッジなどがじっくりと見られることが可能となった。ただし、単純にスケルトン化して内部を見せるという趣向ではない。視認性を確保するためにオフセンターに配置された時、分、秒表示のサブダイヤルは、ブラック仕様とし、アップライト・バー・インデックス＆12アラビア数字とのコントラストと調和させた。昨今、文字盤デザインの多様化で、視認性を犠牲にしているブランドが増えている中、さすがグラスヒュッテ・オリジナルと言える。ケースは、写真のホワイトゴールド以外にローズゴールド＆ブラウンストラップ仕様（予価298万2000円）も用意された。

　1878年、グラスヒュッテの時計製造を主導した時計学校が設立。その立役者がモリッツ・グロスマンである。そして今年、130年の節目を迎え、かつての校舎があった歴史的建造物をリノベイトした「ドイツ時計ミュージアム in Glashütte」が竣工された。その記念モデルが登場。オリジナルは、1920年代に学生が製作したポケットウォッチで、今でも学生の卒業試験に使われているモデルである。

1878-LIMITED EDITION MORITZ GROSSMANN
モデル名：1878-リミテッドエディション / Ref:100-11-01-04-04 / ケース径：40mm / ケース厚：11.2mm / ケース素材：18KWG / 防水性：50m防水 / ストラップ：アリゲーターレザーストラップ、バックル / ムーブメント：自動巻手巻、Cal.100-II、36石、毎時2万8800振動、手仕上げのスワンネック緩急針、21K錘付ローター、約55時間パワーリザーブ / 仕様：時、分表示、スモールセコンド、限定130本 / 予価：297万1500円、18KRG製280万3500円（税込） / 発売予定：2008年夏

　芸術家などが好んで使うドイツ語の正式なフォント「DINフォント」にインスパイアされた新デザインでリリースされた「セネタ・カレ」。RGケースにシルバーダイヤルが組み合わされた限定モデルである。自動巻キャリバー39-47は、トノー型にほどよくカーブを施したスケルトンバックから見ることが可能だ。また、50本限定の「セネタ・カレ・クロノグラフ」（予価244万6500円）仕様も発売予定だ。

SENATOR KARREE PANPRAMADATUM
モデル名：セネタ・カレ・パノラマデイト / Ref:39-47-51-51-05 / ケース径：40mm×36.3mm / ケース厚：12.2mm / ケース素材：18KRG / 防水性：30m防水 / ストラップ：アリゲーターレザーストラップ、ホールディングバックル / ムーブメント：手巻、Cal.39-47、44石、毎時2万8800振動、手仕上げのスワンネック緩急針、約40時間パワーリザーブ / 仕様：時、分、秒表示、パノラマデイト、シースルーバック、限定50本 / 予価：233万1000円（税込） / 発売予定：2008年夏