スイス時計産業屈指の生産本数を誇るティソ(TISSOT)。良質なスイス時計の入門編として、世界中で人気を集めているが、その波がついに日本にもやってきた。
創業160周年を迎えた昨年は、大規模なプロモーション活動を行い、さらに歴史を俯瞰するイベントも行った。その結果、知名度が一気に高まり、目に見えるような販売向上に結び付いたという。
そもそもティソの時計自体が、非常にできが良くて価格もこなれている。コストパフォーマンスに優れているので、手に取ってもらえれば確実に選ばれるだけのポテンシャルがあった。
ティソの快進撃は、当然の結果でもあるのだ。
2014年に登場したモデルたちは、昨年の勢いを受け継いでいる。
人気が高かったモダン系スケルトンウォッチは、スタイルを若干アレンジして継続。
さらに80時間ものパワーリザーブを誇るムーブメント「パワーマティック」を搭載するドレスウォッチも、相変わらずの完成度である。
ハイテクモデルの「T−タッチ」はソーラー式へと進化しており、さらに使い勝手が向上した。トレンドのブルーを効かせたダイバーズウォッチは、日焼けした腕に映えそうだ。
ちなみに今年の9月19日から韓国の仁川(インチョン)で行われる「アジア大会」の公式計時もティソが担当しており、今まで以上に「TISSOT」のロゴマークを目にすることになるだろう。