
レマン湖から流れる清らかなローヌ川。その中州に作られた水力発電所の跡地が、GTE(Geneva Time Exhibition)の会場。現在は使用していないため、内部はもぬけの殻状態だが、所々にタービンや滑車などが残っており、往時の姿を想像させる。
GTEは小規模メーカーが集まる展示会だが、小規模だからこそ工夫を凝らしたデザインや機構が多いのも事実。
1914年にスイスで創業されたラマウォッチ社(RAMA WATCH SA)をルーツに持つ「RSW」もそのひとつ。創業は1998年。エッジの効いたデザインを得意としており、時計を嗜好品として楽しむにはぴったりである。
今年(2013年)の新作の中から2モデルをピックアップしたが、どちらもリューズ周りに工夫を凝らしている。